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2013年1月10日 (木)

乳児湿疹

以前に書いた記事なのですが 少しでも私の経験が誰かのお役に立てますように。

diamond娘は生後3ヶ月位から突然もの凄い乳児湿疹になってしまいました。
よだれやオッパイが頬に垂れるのが原因で湿疹が始まり、あっという間に
顔全体に広がって、一番酷い頬はジュクジュクと透明な液体が出ていました。

良いと評判の小児科や皮膚科に診て頂いても なかなか根本的に治ることは
なく、どうしたら良いのか随分と悩みました。本人も痒いらしく 顔をこする
ので、起きている時はなるべく気をそらすようにしたり、顔を軽く扇いで風を
当てたり、掻かないように手袋をはめて、夜も数時間置きの授乳に加え顔を
こすらないようほぼ一晩中抱っこしたりと、私もほとんど眠れない毎日が続き、
一人で勝手に追い詰められていました。そして湿疹が顔だけではなく体にも
広がり始めた頃、浅草の山崎皮膚科に伺いました。

山崎先生ではまずアレルギー検査をして、牛乳・落花生・蕎麦・卵・小麦粉
によるアレルギーが無いことが分かると 食事制限はせずに 塗り薬を数種類
処方して下さいました。薬の内容は多くの他の病院同様ステロイドでしたが、
塗る場所で濃度も種類も違い、塗る間隔、塗り方までも細かく指示されました。
最初はきっちり8時間ごとに1日3回、目の周りや頬、体とそれぞれ違う濃度
のステロイドを湿疹一つ一つに綿棒で塗った後、そのステロイドの上に同じ
ように抗生物質を綿棒で塗り重ねます。3日間塗り続けた後は両方の薬とも
ピタッと止めて、何日でぶり返すかを観察します。そして薬の濃度や間隔を
変えてまた3日間塗り、湿疹のぶり返す間隔で薬を調整していくのです。
保湿も心がけ、湿疹部分にはプロペトを塗り、湿疹のない所にもキュレルの
乳液を常に塗りました。

先生は毎回私の質問にちゃんと答えてくださり、絶対に良くなりますと元気
づけてくださいました。きっと娘だけでなく私も救われていたのだと思います。

そうして約2ヶ月後には嘘のように娘の皮膚は綺麗になり、何の後も残らず
赤ちゃんらしい透明感のある肌になりました。

今でも山崎先生は本当に信頼出来る頼れる先生ですshine

flair 山崎皮膚科は柳澤小児院に併設されています。共にWEBサイトはありませんが、
柳澤小児院で検索することができます。
   
住所:〒111-0033 東京都台東区花川戸1−14−18
☎  :  03-3844-0668(皮膚科も同じ電話番号です。)
   
少しでも 同じように悩んでいらっしゃる方の参考になれば幸いです。
   

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プロフィール

  • 原 裕子。
    1975年8月28日生まれ。
    無形文化財に指定された原米洲を祖父に持ち、
    母は原孝洲。
    女子美術大学卒業後、ロンドンに美術留学。
    帰国後、孝洲の元で三世人形師として修行開始。
    2008年に娘を出産。
    目標は日本文化の素晴らしさを世界に、そして後世に広く正しく伝えていくこと。

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雛人形の人形師原孝洲。創業明治四十四年、無形文化財の技術を継承した雛人形の販売。
五月人形の人形師 原孝洲。兜や鎧飾りの他にも、雛人形のように飾れる大将飾・武者人形も。