お雛様

2011年3月 5日 (土)

お雛様のお片付け

我が家では、お雛様は急いで片付けませんshine
3日のお雛祭りが過ぎても1週間程飾ってから お天気の良い 湿気の籠らない日に片付けます。
年に一度しか飾らないのに、すぐ片付けてしまったら可哀想というのが我が家の考え方です。
よく言われる「お嫁に行けない」という説は、女の子がちゃんとお片付けをするよう 躾の
一環で言われたことだとも聞きますし、あまり気にしなくても大丈夫そうです。
私自身 一応結婚出来ていますしwink

片付ける時に一番気を付けて頂きたいのが、埃をしっかり取ることです。お天気の良い日に
窓を開けてお人形を優しくハタキでパタパタとはたき、埃を落としてください。お顔は あまり
ハタキをかけずに エアスプレーなどで吹き飛ばす方が良いようです。
玉台や屏風、その他付属品もハタキでパタパタした後、台や漆塗りの部分などは ハンディー
ワイパーなどをかけると綺麗に埃が取れます。でも必ず新しいシートに替えて使ってください。

綺麗になったお人形は お顔を優しく綺麗なティッシュなどで包み 箱にしまいます。
そして直接お人形に触れないよう 最後にお人形用の防虫剤を入れて蓋を閉めます。
また来年のお雛祭りまで おやすみなさいsleepysleepysleepy

flair 詳しいお雛様のしまい方は こちら をどうぞeye

2011年3月 1日 (火)

私のお雛様

Img_0680

ちなみに私のお雛様はこちらですhappy01
現在 販売されている『わかくさ雛』と同じ大きさなので、とても小さい可愛いお雛様です。
今でも毎年大切に飾っていますshineshineshine

2011年2月28日 (月)

娘のお雛様

娘のお雛様は、祖父 米洲が作ったお人形です。
勿論、祖父は娘の生まれる大分前に亡くなりましたが、生前 制作した物を母が大事に
残しておいてくれました。
約50年程前に作られたお人形なので、お着物も焼けていますし、多少の虫食いも
ありますが、雰囲気や印象もまるで娘の為に作られたようにぴったりで 主人も私も
そして娘も このお雛様が大好きです。

L1040106

母 孝洲の作るお人形はとても可愛く、女性らしい柔らかさが特徴ですが、祖父 米洲の
お人形は やはり男性が作るからなのか とても力強く、凛としています。

屏風はお人形に合わせて中央に縁起の良い『向かい鶴』を切り絵でシンプルに描きました。
私が制作したものです。

これからも毎年大切に飾っていきたいお人形です。

2016年10月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

プロフィール

  • 原 裕子。
    1975年8月28日生まれ。
    無形文化財に指定された原米洲を祖父に持ち、
    母は原孝洲。
    女子美術大学卒業後、ロンドンに美術留学。
    帰国後、孝洲の元で三世人形師として修行開始。
    2008年に娘を出産。
    目標は日本文化の素晴らしさを世界に、そして後世に広く正しく伝えていくこと。

SEARCH

雛人形の人形師原孝洲。創業明治四十四年、無形文化財の技術を継承した雛人形の販売。
五月人形の人形師 原孝洲。兜や鎧飾りの他にも、雛人形のように飾れる大将飾・武者人形も。