2011年1月28日 (金)
妊娠・出産
私は、妊娠が分かって直ぐに重い悪阻が始まりました。とにかくもの凄い吐き気に
一日中襲われるのですが、特に酷いのが食後で、食べ物を身体の中にとどめておく
ことが一苦労でした。やっとの思いで眠りについて朝を迎えると、毎朝 目が覚めた
途端から始まる吐き気に 今思えば贅沢なことですが ため息が出ました
悪阻がそろそろ落ち着いて安定期に入る頃 切迫流産と診断されました。子宮頸管が
短くなり少し開いてしまったことが理由です。そしてそのまま切迫早産と診断が続き、
臨月までほとんどの妊娠期間を自宅安静で過ごしました。外出は勿論、立っている
ことも、入浴も難しい状況でした。
常にお腹が強く張り、圧縮パックのようにお腹が赤ちゃんに固く張り付くので、
丸まっている赤ちゃんの形が外からでも分かる程でした。子宮収縮を抑えるウテメリン
というお薬を毎日飲み続けましたが、それでも夜はお腹が痛くて眠れませんでした。
いよいよという出産は、陣痛促進剤を打っても LDRに入ってから二日かかるという
長丁場に加えて、産まれた娘の身体が予想以上に大きかった為に子宮頸管だけで
なく子宮まで裂傷する壮絶なものでした。
未だに 出産は元気な赤ちゃんが産まれてくるのが当たり前、妊娠は病気じゃないの
だから妊婦は元気で当たり前と思っている方がたくさんいらっしゃいます。
しかし実際は色々な妊娠生活があって、様々な出産があります。人によって、状態も、
経過も、症状も違います。そして医学の進んだ現在でさえ、出産は想像以上に大変な
ものです。
10人妊婦さんがいればきっと10通りの妊娠生活があり、10通りの出産があるのでは
ないでしょうか
皆さんはどんな妊娠でしたか?どんな出産をなさいましたか?